アレルギーは何が原因になるの?
ここでは抗体(IgE)が関与する代表的なアレルギーの原因をご紹介します。
抗体(IgE)とは免疫にかかわるタンパク質で、アレルギー体質の指標の一つです。アレルギーの原因物質であるアレルゲン(食べ物、スギ花粉など)が体内に入ると
- 体がアレルゲンを異物と判断し-
- 抗体(IgE)を生成します。
- 抗体(IgE)はマスト細胞という細胞に結合します。
- 再びアレルゲンが体内に侵入し、抗体と結合します。
この時にマスト細胞がヒスタミンなどのケミカルメディエーターを放出します。 - このケミカルメディエーターが原因となってアレルギー反応を引き起こします。
*ケミカルメディエーターとは細胞から細胞へ情報伝達する化学物質です。

アレルギー発生の仕組み





アレルギーを起こす主な原因物質(アレルゲン)
アレルギーの原因にはこんなものがあります。(一例)

食物アレルゲン(特定原材料等)※1


※1 消費者庁 令和5年3月9日 消食表第103号
花粉アレルゲン

環境アレルゲン


