マストイムノシステムズIV【MAST IV・マストIV】
36項目同時アレルギー検査マストIV
マストイムノシステムズIV(マストIV)では、血液中の血清を用いて原因となる物質(アレルゲン)の特異的IgEを測定し、患者のアレルギーのアレルゲンが何かを診断します。
検査項目には食物系アレルゲン、通年性アレルゲン、季節性アレルゲンがあります。
*1 卵白に含まれるタンパク質です。加熱してもアレルゲン性を失わない性質を持ちます。
食物アレルギー診療ガイドライン2021 第12-1章 鶏卵アレルギー
鼻アレルギー診療ガイドライン2023 第4章 検査・診断
花粉症環境保健マニュアル2022 16頁 図2-4 花粉カレンダー
マストIVとはどのような検査でしょう。
- マストIVは少量の血液で代表的なアレルギーの原因を1度に36項目検査できます。
ご本人も気づかなかったアレルギーの原因が見つかることもあります。 - マストIVは日本アレルギー学会が、アレルギー疾患の診断・治療・管理を目的に作成しているガイドラインに記載されている検査です。
マストIV検査のメリットは?
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病院で行われているアレルギー検査の上位10項目が検査できます。
スギ、ダニ、ハウスダスト、ヒノキ、ブタクサ、カモガヤ、ネコ、イヌ、ハンノキ、ヨモギ(2022年当社調べ) -
強いアレルギー症状を引き起こす可能性がある食品が検査できます。
マストIVで検査できる表示義務品目と表示推奨品目
<表示義務品目> … 卵、牛乳、小麦、エビ、カニ、ソバ、ピーナッツ
<表示推奨品目> … キウイ、バナナ、モモ、豚肉、牛肉、鶏肉、ゴマ、大豆、サケ
給食に含まれる原因食物に対するアレルギーを検査できます。
- アレルギーが疑われる場合入園前や入学前にアレルギー検査を行うことをお勧めします。
- 学校へ提出する「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」にあらかじめ記載されている原因食物のうち鶏卵、牛乳、小麦、ソバ、ピーナッツ、甲殻類(エビ・カニ)、果物類、魚類、肉類をマストIVで検査することができます。
マストIVはどこで検査できますか?
全国の病院・医院・クリニックなどの医療機関で検査を受けることができます。
診断は、本検査の結果・臨床症状など医師が総合的に行うものです。
この値が高ければ高いほど症状が重いとは限りません。また逆に低くても症状の出る場合もあります。
くわしくは先生にご相談ください。
マストIVで検査した36項目各々にクラス判定が報告されます

検査報告書は医療機関によって異なります。
[判定基準]
![[判定基準]](/products/Immunity/images/lp/improve_fig03.png)
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