私たちの事業
OUR BUSINESS

ビジョン
キヤノンメディカルダイアグノスティックスは、病気の予防・診断・治療のための診断薬・分析装置の
研究開発、製造および販売を行っています。
これからも新しい価値を臨床検査に提供し、人々の健康と豊かさに貢献し続けていくことを約束します。

私たちの事業
皆さんは、「臨床検査」や「診断薬」と聞いて、何をイメージするでしょうか。
聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、どちらも人々の健康を守るために大きな役割を担っています。
人々の健康を守るための「検査」
- 臨床検査
- 臨床検査は、健康診断や病気の診断、治療などに用いられる検査の一つです。病気の発見や調子の悪い原因の特定、病気の診断や治療の実施、効果の確認などに役立てられています。臨床検査によって得られる情報は客観性が高いため、この情報を基により正確な診断や治療を行うことが可能です。臨床検査は、予防・診断・治療において重要な役割を果たします。
- 日本では少子高齢化に伴う医療費の増大が懸念されています。新しい治療薬や治療方法だけではなく、病気そのものの重症化の防止や、早期発見・治療、さらに患者様一人ひとりに合った治療方法・治療薬を選択する個別化医療が求められており、臨床検査の重要性がますます高くなっています。
- 診断薬
- 臨床検査において、疾病の診断などに使用される医薬品などの総称を診断薬(臨床検査薬)といいます。当社は、血液や尿の検査を行う際に用いる診断薬と臨床検査を効率的に行うための自動分析装置を開発・製造・販売しています。
診断薬と分析装置の総合メーカー
ならではの一体型の提案・価値提供
高度化・多様化を続ける医療現場の課題。その解決には、診断薬だけでなく分析装置にも新たな価値の創出が求められます。
私たちは、診断薬と分析装置の一体型総合メーカーとして、理想の臨床検査システムを探求するとともに、培ってきた技術と知を活かし、臨床検査の現場を支えています。

これまでとこれから
当社は創業以来、人々の健康と豊かさに真摯に向き合い、臨床検査の根幹を支え続けてきました。これからも、あらゆる変化を糧に挑戦を重ね、新たな価値を創出し続けていきます。
1975年
- すべては「酵素」から始まった。
- 旧 協和発酵工業株式会社(現 協和キリン株式会社/以下、協和発酵)が、世界で初めて、総コレステロールの酵素的測定試薬「デタミナーTC」を発売。正確な測定値が安全に早く得られ、臨床検査業界に大きなインパクトを与えました。
1981年
- 企業として創業、医療サービスの向上に尽力。
- 協和発酵から臨床検査薬部門が独立し、協和メデックス株式会社を設立。医療サービスの向上に向けて、よりいっそう邁進してきました。
1995年
- 「抗体」を用いた免疫検査技術の源流を成す。
- 糖尿病の診断に不可欠なヘモグロビンA1cを測定するラテックス試薬「デタミナーHbA1c」をいち早く開発。以来、当社は抗体の免疫反応を利用した検査試薬の分野でも、独創的な技術開発を続けてきました。
1997年
~
1998年
- 診断薬と分析装置の両面から、臨床検査を支える。
- 全自動便中ヒトヘモグロビン分析装置「HM-JACK」や糖尿病検査項目自動分析装置「DM-JACK」を発売。診断薬と分析装置の一体販売により、力強く臨床検査を支えられる体制の礎を築きました。
2008年
~
2010年
- 技術を磨き、ユーザビリティと品質を追求する。
- 分析装置をアップデートし、全自動便中ヒトヘモグロビン分析装置「HM-JACKarc」や糖尿病検査項目自動分析装置「DM-JACK Ex」を発売。常に、ユーザーの効率化や製品のさらなる高品質化に資する技術開発を進めています。
2023年
- 新たなシナジーの創出、そして次なるステージへ。
- 2023年7月にキヤノンメディカルシステムズグループに参画し、新たな一歩を踏み出しました。今後、グループの力を結集し、シナジーの創出と強化、そして次のステージへの飛躍に向けて挑戦を続けていきます。
2025年
- メディカル事業のさらなる発展を目指し、新たなスタート。
- 2025年2月に「キヤノンメディカルダイアグノスティックス株式会社」となり、新たなスタートを切りました。
変化を力に、新たな未来へ