インタビュー

INTERVIEW

C.E

Vol.4

確かな技術を支える、
分析・データ

氏名:C.E

入社年 :
2021年
所属部署:
クオリティマネジメント部

現在の仕事内容を教えてください。

C.E

製品が市場に出た後のフォローを主に行っています。 顧客支援・製品の監視、異常検体の解析を行い、顧客満足度の向上や営業・学術の支援へ繋げています。例えば、お客様である検査室より弊社DMR*を介して様々な内容の分析を依頼いただいた際、お客様が知りたい情報は何か、異常が発生した原因を突き止める方法は何かを吟味しながら、内容に沿った分析を行っています。測定結果は報告書として提供していますが、製品に異常が確認できた際には研究開発へのフィードバックをします。

*DMR:Diagnostics Medical information Representatives(臨床検査薬情報担当者)

1日のスケジュールを教えてください。

8:00
メール確認、グループ内朝礼
9:00
測定
12:00
昼休み
13:00
測定再開
15:00
データ解析、報告書作成 翌日以降に実施する測定のプロトコル作成
17:00
データ解析、報告書作成

入社を決めたきっかけを教えてください。

C.E

学生の時にお世話になった教授に紹介していただいたことがきっかけです。
私は短期大学で臨床検査について学んでいました。就職先の実績としても病院や検査センター等、臨床検査技師として働く場所がほとんどだったので、そもそも「企業に就職する」という選択が思いつきませんでした。しかし企業で働くという新たな選択を提案いただいたことで診断薬・診断機器業界に興味を持ち始めました。製品を通じて、患者様だけでなく臨床検査の現場を支えることで、人々の健やかな生活に貢献したい気持ちが強まり診断薬・診断機器業界を志望しました。入社前に会社見学させていただいたのですが、対応してくださった社員の方々が明るく丁寧で、さらに仕事に対して熱意を持っていることを感じ「この人たちと働きたい」と思ったことも入社を決めたきっかけの1つです。

仕事のやりがい、または成功体験を教えてください。

製品・検体の様々な事例を経験できることにやりがいを感じています。 異常が疑われる製品(試薬)は、検査室で実際に使用されている試薬をお預かりし、工場で保管している試薬との比較検討等で解析しています。お預かりする試薬の測定項目は幅広いため、実際に使用する試薬の種類が他の部署に比べて多くなります。色々な試薬を扱うことで、試薬ごとの強み・弱みを知ることができます。
検体についても試薬と同様に、検査室で異常が疑われる検体をお預かりして測定しています。なぜ異常な結果が発生したのか、その要因を探るために様々な機器を使用して解析に努めています。解析によってお客様に正しい測定値や異常が発生した要因を報告することで、患者様の健康を守ることに貢献できると感じています。実際に異常値となった原因を解析し報告した際には達成感もあり、担当のDMRから感謝の言葉をいただいた時には非常に嬉しい気持ちになります。
製品や検体の症例について覚えることが多く大変だと感じることもありますが、それ以上に知的好奇心が刺激される仕事だと思います。

会社の良いところ、好きなところを教えてください。

C.E

真面目で親切な人が多いと思います。それは部署内だけでなく違う部署の方にも当てはまり、相談しやすい環境です。自分から相談した時に親身になって話を聞いていただけることはもちろん、こちらから何も言わなくても気にかけてくれる方が多く、温かい心遣いに救われたこともあります。
制度の面で言えば、年休の取得しやすさやフレックス制度により自由なスケジュールが組めることが魅力です。年間休日も125日と十分あり、夏季休暇などの長期休暇ではゆとりを持って旅行などを計画することができます。

仕事で大切にしていることを教えてください。

誠実に仕事をする姿勢が大切だと思います。私が扱うデータのほとんどはお客様に向けたものなので、その結果によって患者様の健康状態を左右するといっても過言ではありません。正確なデータを提供することで人々の健康を守ることに貢献できると考えています。誠実な姿勢はデータに対してだけでなく、周りの人に対しても意識するようにしています。仕事は一人でできるものではないので、信頼関係が大きな影響をもたらすと思います。真摯な姿勢で相手と向き合うことで意思疎通や情報共有がスムーズになり、業務の効率化・問題解決力に繋がると考えます。

会社での今後の夢、目標を教えてください。

C.E

現在の業務は顧客支援に関わる内容がほとんどですが、実際に自社の製品がどのように使用されているのか、またどのようなことに困っているのかを直接聞く機会がありません。実際に検査室の様子を肌で感じることで、ユーザーの立場となって製品について考えることができると思いますし、今の分析業務で培ったノウハウを検査室に提供することもできるのではないかと考えています。今すぐにできることではないですが、いつか検査室に訪問できる機会があれば直接的な支援できるように、今後も知識や経験を積み重ねていきたいです。

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