インタビュー

INTERVIEW

A.Y

Vol.10

一国を支える、
グローバル展開

氏名:A.Y

入社年 :
2014年
所属部署:
海外事業推進部

現在の仕事内容を教えてください。

A.Y

会社の代表として海外代理店の担当をしております。
現在当社は世界各国へ体外用診断薬・医療機器・研究用試薬などの輸出を行っており、当社製品の拡販活動を各国で効果的に行うために輸出先の代理店とは密に連携を取り、パートナー企業として協力関係を築いております(月例オンラインミーティング等)。
また、国内の販売活動とは異なり、海外販売では現地の代理店が当社製品の販売活動を行うため、各代理店と共にどのような戦略で拡販を行うかを互いに協議する必要があります。戦略策定には各国市場のマクロ視点(人口動態・市場トレンド・経済・政治等)や、現地顧客への訪問など、様々な角度からの情報収集力と分析力が必要になります。また、当社製品の性質上、担当者として学術的な素養を兼ね備えていることが求められるため、製品に関わる医療業界の最新情報を得るための学会参加も重要な仕事です。
さらに、製品を海外に販売するためには様々な事務手続きを経る必要があります。 例えば、社内の製品製造スケジュールの確認、包装形態の確認、海外の法律に関わる懸念事項の確認、契約内容の確認等があります。多くの確認事項をクリアした上で出荷に至るため、社内の関連部署との連携を常にとっております。

1日のスケジュールを教えてください。

9:00
業務開始、メールチェック
10:00
海外代理店 担当者とオンラインミーティング
11:00
社内関連部署と打ち合わせ
12:00
昼休み
13:00~
18:00
プレゼン資料作成、市場分析、海外事業推進部 部内打ち合わせ、先輩社員との相談
18:00
業務終了
18:30
帰宅

入社を決めたきっかけを教えてください。

A.Y

生活習慣病などの予防・健康診断、がん検診の領域に強みを持っている点が大きな決め手となりました。実際に病気に罹る前に疾患の予兆を発見する事で(または早期の段階で病気を発見する事で)患者様に掛かる精神・肉体・費用面の負担を軽減できるので、人々の健康に貢献できる仕事であると思いました。
もともと「社会の役に立つ仕事に就きたい」という思いから医療業界を志し、その中で「病気に罹る前の予防の段階から、治療が終わった後の予後の確認まで人々の健康に携われる製品」に魅力を感じ、検査業界に魅力を感じました。
また、就職活動中を通して営業所長や営業部長とのコミュニケーションの中で他社企業と比較し、親しみを感じられたことも決定に至った要因です。

仕事のやりがい、または成功体験を教えてください。

私は国内の営業部から海外事業推進部へキャリアを変更しました。
海外事業の担当者としてやりがいを感じる点は、自分の担当している国に対して自分が考えた販売戦略を制限なく実行できる点です。
国内の営業担当時は担当エリア内の売上を最大化させる事が目的でしたが、現在は各国の担当者として、その国の医療に対して長期的に発展できるビジネスモデルを検討し、その国・国民・代理店そして当社とって利益を生むような提案をする必要があります。これは非常にチャレンジングですが、自身の仕事を通して担当している国に対して大きな貢献が達成できる事からやりがいを感じています。
また、日々の活動としては海外の代理店担当者とのコミュニケーションがあります。様々な事柄に対して代理店担当者との交渉事がありますが、文化や言葉の違いを乗り越え両社の合意に至り、当社の考えや思いが先方に伝わった時には喜びを感じました。

会社の良いところ、好きなところを教えてください。

A.Y

当社には仕事に対して熱心で真面目に取り組む社員が多く、その姿勢が企業文化として強く根付いているところが良いと思います。臨床検査の分野でこれまで数多くの革新的な製品を世に送り出してきた実績があり、その自信が全社員に広がっており、いい循環が出来ていると思います。同時に、製品の品質に対する強い責任感を持っており、この姿勢が業界の発展に貢献する原動力となっていると考えます。
また、当社には親しみやすい社員が多く、チーム全体が協力し合いながら仕事に取り組んでいます。このような人間関係の良さも、私が当社を好きな理由の一つです。お互いを尊重し、支え合う環境が整っているため、仕事に対するモチベーションも高まり、成長を実感しながら日々の業務に取り組むことができております。

仕事で大切にしていることを教えてください。

自分の仕事に対してポリシーを持つことを大切にしております。
医療分野においては、当社の製品が患者の治療や健康維持に貢献しているという事実をしっかりと認識し、その責任を果たすことが重要です。当社が果たすべき役割や提供すべき価値を見失うことなく、常に自社の使命を意識して行動することが必要だと思っております。
特に海外事業推進部では、他国の顧客への製品販売を通して、その国の医療や患者に関与するため、単に利益を上げるだけでなく、その国の医療システムや患者の健康に対して価値を提供する責任があります。自社の製品やサービスが各国でどのように役立ち、どのような影響を与えているのかを深く考えながら、海外代理店との連携を図ることが大切です。医療分野での貢献を通じて、世界中の患者や医療機関に対して信頼されるパートナーであり続けるため、常に価値を提供し続けられるよう心がけております。

会社での今後の夢、目標を教えてください。

A.Y

現在は海外代理店の中でも特にアジア地域を担当しています。この地域で代理店や顧客とのコミュニケーションを通じて、海外担当者として成長することを目指しています。アジアは多様な文化やニーズがあるため、これらを理解し、適切なビジネス戦略を立てることが非常に重要です。この経験を積むことで、次第に活動のエリアを広げ、最終的には世界中で新たな事業を創出し、推進できるビジネスのプロフェッショナルになりたいと考えています。
そのためには、単に業務をこなすだけでなく、臨床的な専門知識やマーケティングスキル、さらには語学力など、幅広いスキルが必要です。これらのスキルは、国ごとの異なる市場環境に対応し、顧客やパートナーと効果的に連携するために欠かせません。日々の業務を通じて、これらの目標に向かって着実に成長し、将来的にはグローバルなビジネスリーダーとして、さまざまな国で価値を提供できるよう努力していきます。

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